NISA/iDeCoの投資実績公開【2024年10月編】

NISA/iDeCoの資産運用の実績公開【2024年10月編】

こんにちは!リュウセです。私は2018年からNISAとiDeCoの両方でインデックス投資で資産運用を行っています。2024年10月に私の大事な大事な資産がどのような増減したのか!?を考察を含めてレポートしたいと思います。

2024年全体のまとめはこちらの記事をご覧ください。

これから新NISAなどを始めたい方などの参考になれたら嬉しいです。それでは早速見ていきましょう。

目次

2024年10月の実績

分かりやすいように新NISA、旧NISA、iDeCoの3種類をそれぞれ分けて紹介します。実績は以下の通りです。

新NISAの実績

SBI証券の成長投資枠のスクリーンショットはこちらです。成長投資枠は年初1月に80万✕3種=240万を投資しています。

NISA-202410-成長投資枠

次につみたて投資枠のスクリーンショットはこちらです。こちらは毎月10万円ずつ投資しています。

NISA-202410-つみたて投資枠

新NISA全体を合算した実績はこのようになりました。

スクロールできます
2024年積立金額元本累計時価評価額運用損益損益率前月差益
9月¥100,000¥3,250,000¥3,788,566+¥538,566+16.57%¥56,942
10月¥0¥3,250,000¥4,110,484+¥860,484+26.48%¥321,918

諸事情で年内は積み立てを止めることになりましたので、運用のみを続けました。

10月は7〜8月の急落を取り戻した1ヶ月間でした。6月に記録した最高損益率(+28.56%)に迫る上昇をみせて終われたのでとても気持ちが穏やかでした。日本では月末に衆議院選挙があり混乱が生じましたが、世界的には堅調で上昇基調の1ヶ月でしたね。

それではまず、日本経済の指標である「TOPIX」の1月〜10月末までのチャートを見ておさらいしましょう。(今月は赤枠部分)

NISA-202410-TOPIXチャート

10月は結果的に横ばいで終わりました。注目すべき点は27日に開票した衆議院選挙の動向です。詳しく解説していきます。

先月9月27日に行われた自民党の総裁選は、決選投票の結果石破茂氏が選出されました。10月1日に就任した石破新総裁は同月9日に衆議院を解散し、27日に総選挙を実施するという異例の早いスケジュールを発表しました。この急速な政治的展開により、政策の方向性や政権の安定性に対する市場の不安が増大し、開票日に向けて株価が下落していきました。

また、生活費の上昇賃金の停滞により、与党・自由民主党の支持率が低下し、選挙結果への不透明感が市場の不安材料となったという要因もあったようです。

選挙の結果として与党が議席を大きく減らし過半数を割ることで、政治的な不安定要因が浮上しました。これにより、選挙直後の市場では一時的な混乱が生じ、円相場も対ドルで3か月ぶりの安値を記録しました。しかし、新たな連立交渉の進展経済政策の継続性(主要な経済政策が大きく変更されない見通し)、海外市場の好調さもあり月末にかけ日本の株価は上昇に転じました。

与党が過半数割れしたことで11月以降も政治の動向が株価に影響されることが多くなりそうです。今後の政策が国民にとってより良い環境になったら嬉しいですね。

さて、次はメインの投資商品である「FANG+」の年間チャートを見て米国経済をおさらいしましょう。

NISA-202410-FANGチャート

10月は力強い右肩上がりのチャートを描きました。私が年初に一括購入したFANG+の評価額は+48.17%となり大きく資産が増えています!素晴らしい!

FANG+は9月24日の定期リバランスで、テスラとスノーフレークが除外され、クラウドストライクサービスナウが指数に新規採用されました。これらの企業の成長期待が指数全体の上昇に寄与したようです。
また、FRBの利下げ期待や堅調な個人消費により、米国経済の安定感が増し、ハイテク株への投資意欲が高まったことも要因にあったようです。

それでは次に「S&P500指数」の年間チャートを見て米国全体の動向をおさらいしましょう。

NISA-202410-SP500チャート

S&P500指数は月初から中旬にかけて堅調な上昇を見せました。これは、企業の好調な第3四半期決算や、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ期待が投資家心理を支えたためです。特に、テクノロジーセクターの好業績が指数全体を押し上げました。​

しかし、月末にかけては米大統領選挙の接近による政治的不確実性や、地政学的リスクの高まり、雇用統計の結果が市場のボラティリティを増加させ、S&P500指数は一時的に下落しました。それでも、全体として10月のS&P500指数は堅調な推移を維持したと言えると思います。

今年最大のイベントと思われる米国の大統領選挙が日本時間11月6日(水)に迫っています。カマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏が僅差で競り合っていることで、結果には時間がかかりそうとのことです。結果次第で大きく情勢が変わる可能性があるので注視していきたいですね。

旧NISAの実績

実際のポートフォリオのスクリーンショットは以下の通りです。

NISA-202410-旧NISA

累計と前月比は以下のような結果になりました。

スクロールできます
2024年積立金額元本累計時価評価額運用損益損益率前月差益
9月0¥1,446,653¥3,019,497+¥1,572,747+108.71%+¥40,902
10月0¥1,446,653¥3,227,423+¥1,780,770+123.10%+¥207,926

旧NISAは積み立てが終了していますので運用だけを行なっています。
10月は最終的に前月から激増の207,926円で終わりました。通算の損益率は約123%で、過去最高を更新しました。

下記は運用している楽天・全世界株式インデックスファンド(以下、楽天VT)の年間チャートです。

NISA-202410-楽天VTチャート

楽天VTは米国株式の比率が60%ほどありますので、前述したS&P500と同様の値動きになっています。

しかし、中東情勢の戦争など地政学的リスクにより、欧州の主要株価指数は下落しました。また、中東・中央アジア、サブサハラアフリカの成長率予測が引き下げられ、新興市場は不安定な動きを示しました。米国市場の上昇が指数を引っ張っていますので結果は良かったですが懸念材料もあるということを頭に入れておかなければいけないですね。

iDeCoの実績

実際のポートフォリオのスクリーンショットは以下の通りです。

NISA-202410-iDeCo
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2024年積立金額元本累計時価評価額運用損益損益率前月差益
9月¥30,000¥2,240,934¥4,939,959+¥2,699,025+120.4%¥60,454
10月¥30,000¥2,270,934¥5,334,717+¥3,063,783+134.91%+¥394,758

現在iDeCoは「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」70%、「SBI全世界株式インデックス」30%の割合で積み立てています。
10月の実績は前月比+394,758円でした。時価評価額は久々の500万超えとなり過去最高を記録しました。(損益率としては過去2番目)

9月から続く新興国の指数下落基調が気になります。やはり”長期投資”において新興国株式はリスクが大きいと感じます。ギャンブル性が高くなるので初心者の方やリスクを抑えたい方は全世界株式や米国株式に投資するほうがいいと感じています。

尚、図の一番下の方に「新興国」株式インデックスが若干含まれてしまっております。スイッチングがなかなかうまく行きません。来月には確実になくなっていると思いますので無視していただければと思います。

総括

投資成績を合計すると、元本6,967,587円に対し評価額が12,672,624円ですので5,705,037円のプラスになっています。(約+81.8%)NISAではこの利益がほぼ非課税で受け取れるので素晴らしい制度ですね。

10月は米国のテクノロジーセクターが指数を引っ張り、大きな上昇で終わることができました。11月には米国の大統領選が控えていますのでどのような未来になるか注目ですね。

個人的には投資の神様であるウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ社の動向が気になります。同社は10月に円建て社債を約1.9兆円(約19億ドル)発行し、資金調達を行ったという情報がありました。また、米Apple株を大量に売却したようです。円建て社債の資金は、日本の主要企業への追加投資に充てられるのではと見られているようです。この観測が実現すれば日本市場にとってかなりの追い風になります。私が保有している「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」が火を吹くときがくるかもしれませんので朗報を待ちたいです(笑)

投資は余剰資金で「長期・積立・分散」を忘れずにいきましょう!

新NISAをはじめるなら

私はNISA口座をSBI証券さんで開設し運用しています。ネット証券NO.1実力は本物で安心して長期間お金を預けることができるからです。NISAやインデックス投資については下記の記事で詳しく解説していますので、お時間のある方は是非ご一読ください。

おわりに

私が実際に行っている資産運用の2024年10月の結果を公開しましたがいかがでしたでしょうか。着実に利益が積み重なっていっています。今後も余剰資金を「資産労働」に回していければと思います。

来月のレポートもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。それでは、良いインデックス投資ライフを!

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