こんにちは!リュウセです!
2018年からNISAとiDeCoを活用して、コツコツとインデックス投資で資産運用を続けています。
2025年は米国の関税ショックで波乱の幕開けとなりましたが、5月に入ってからは反発の兆しが見え、6月はようやく市場も落ち着きを取り戻した印象です。
今回は、毎月恒例の投資結果の月次レポートに加えて、6月の経済トピックもわかりやすく振り返っていきます。
これから新NISAを始めたい方や、「投資ってなんだか不安…」と感じている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
2025年6月の実績
新NISA、旧NISA、iDeCoの3種類をそれぞれ分けて結果を報告します。
新NISAの実績
SBI証券のNISA口座のスクリーンショットです。
成長投資枠は昨年の2024年1月に80万✕3種=240万を一括投資、つみたて投資枠は2024年9月まで毎月10万(ひと月だけ5万)を積み立てし合計85万を運用しています。

新NISAの実績をまとめるとこのようになりました。
積立金額 | 元本累計 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 | 前月差益 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年5月 | ¥0 | ¥3,250,000 | 4,310,991円 | +1,015,620円 | +31.25% | +351,168円 |
2025年6月 | ¥0 | ¥3,250,000 | 4,518,893円 | +1,268,893円 | +39.04% | +253,273円 |
先月に引き続き大幅プラスです。年初から続いたマイナス地獄はやっとプラスに転じました!長かった…。
FANG+の損益率は70%を超え、いよいよ100%も見えてきました。このまま少しずつ上昇を続けて欲しいです。
旧NISAの実績
現在のポートフォリオのスクリーンショットは以下の通りです。

累計と前月比は以下の通りです。
積立金額 | 元本累計 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 | 前月差益 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年5月 | ¥0 | 1,446,653円 | 3,166,514円 | +1,719,861円 | +118.89% | +202,481円 |
2025年6月 | ¥0 | 1,446,653円 | 3,316,571円 | +1,869,918円 | +129.26% | +150,057円 |
2018年に積み立てを開始した旧NISAは2024年に終了したので、全世界株式インデックスの運用をほったらかしで行なっています。
こちらも同様に上昇して+150,057円で着地しました。過去最高益の水準まで伸びたのでこれからも楽しみです。
iDeCoの実績
現在の資産状況のスクリーンショットは以下の通りです。

積立金額 | 元本累計 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 | 前月差益 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年5月 | 30,000円 | 2,480,934円 | 5,452,507円 | +2,971,573円 | +119.78% | +359,105円 |
2025年6月 | 30,000円 | 2,510,934円 | 5,741,764円 | +3,230,830円 | +128.67% | +259,257円 |
現在iDeCoは3万円ずつ積み立てしており、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」70%、「SBI全世界株式インデックス」30%の割合で投資しています。
6月末時点の運用損益は300万の節目を超えました。力強い右肩上がりの1ヶ月でしたので、精神的に落ち着いた毎日を過ごすことができました!
各インデックス指数の動向(2025年6月)
日本市場(TOPIX)の動向
それではまず、日本経済の指である「TOPIX」の1年間分のチャートを見て日本国内の経済トピックを考察します。(今月6月は赤枠部分)

6月の日本株は堅調に推移し、TOPIXは月末にかけ年初来の高値を更新しました。
輸出企業や大手企業の業績改善への期待が高まり、日銀が急激な金融引き締めをしないという見方も投資家の安心材料となりました。
さらに、政府が「骨太の方針2025」を発表し、AIや半導体など成長分野への投資を進める方針を打ち出したことで、関連企業の株価が上昇。NISAなど個人投資を後押しする動きも、プラス材料となりました。
一方で、物価高が続く中で消費はやや慎重な雰囲気もあり、内需の回復力にはまだムラがあります。
とはいえ、全体としては企業の成長や政策への期待感が強く、株式市場は底堅く推移した1か月となりました。
FANG+指数の動向
次は私のメインの投資商品である「iFreeNEXT FANG+インデックス」の年間チャートを見て米国経済を読み解いていきたいと思います。(今月6月は赤枠部分)

6月のFANG+指数(米国の主要ハイテク株を集めた指標)は、しっかりとした上昇を見せました。
背景には、アメリカの雇用が予想以上に増えたことや、経済が底堅く推移しているという安心感があります。
さらに、復活したトランプ政権が掲げる「ビッグで美しい法案(One Big, Beautiful Bill Act)」の成立も話題に。法人減税やインフラ投資など、大型の景気刺激策が打ち出されたことで、株式市場にもポジティブな反応がありました。
ただし、その一方で財政赤字の拡大や、貿易摩擦を引き起こすような関税強化への懸念も浮上しています。短期的には好材料がそろっていますが、中長期では慎重な見方も必要な局面です。
全世界株式と新興国の動向
最後に全世界株式インデックス(オルカン)の年間チャートを見て世界的な動向をおさらいします。(今月6月は赤枠部分)

6月の世界経済は、米国の堅調な雇用統計を背景に投資家心理がやや前向きとなり、主要国の株式市場は総じて安定した推移となりました。
一方で、トランプ政権の保護主義的政策や中東情勢の緊張感がくすぶり、地域ごとに温度差も見られました。金融政策の方向性や地政学リスクが引き続き注目材料となっています。
- 🇨🇳 中国市場
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政府による景気刺激策への期待感から持ち直しの動きが見られました。不動産不安は根強いものの、ハイテク分野への支援や金融緩和姿勢が株価を下支えしました。ただ、輸出の鈍化や消費の回復遅れが重しとなっており、本格回復には時間がかかるとの見方もあります。
- 🇮🇳 インド市場
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インド市場は堅調に推移し、投資マネーの流入が続いています。総選挙後の政策安定が好感され、インフラやテック分野への期待も高まりました。内需の強さが支えとなっており、新興国の中でも明るい材料が目立つ展開でした。
- 🇪🇺 欧州市場
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欧州市場は、経済成長の鈍化懸念がある中でも落ち着いた動きでした。ECB(欧州中央銀行)が利下げを視野に入れているとの見方から、金融株や不動産株を中心に反発の動きが出ました。ただ、エネルギー価格やウクライナ情勢など不確定要素も多く、慎重姿勢は続いています。
- 🌍 新興国市場
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新興国市場は、米ドル高の影響を受けながらも総じて安定した動きでした。資源国では原油価格の持ち直しが好感され、中南米や東南アジアの一部では資金流入も見られました。一方で、財政赤字や通貨不安を抱える国では引き続き脆弱性が意識されています。
総括
今月は合計で+662,587円と先月に引き続き大幅に上昇する結果になりました。年初からのマイナスはほぼ帳消しになり、最高値を更新する力強い1ヶ月でした。
NISA/iDeCoでインデックス投資を始めてからの累計の運用益は620万を超えました。(元本を含めずです!)
そして、投資にかけている時間はほぼ0です。
昔は個別株投資にハマっていた時期もありますが、結局インデックス投資が確実に資産を増やせる投資だと気づきました。運用益に課税されないNISAはさらにお得ですね!
これからも「長期・分散・積立」で富裕層への階段をゆっくり登って行きたいです。
NISAをはじめるなら
私はNISA口座をSBI証券さんで開設し運用しています。ネット証券NO.1の実力は本物で安心して長期間お金を預けることができるからです。NISAやインデックス投資については下記の記事で詳しく解説していますので、お時間のある方は是非ご一読ください。