ConoHa WINGにSSH接続する方法【Mac/Windows対応】

ConoHa WINGにSSH接続する方法

この記事では、ConoHa WINGのコントロールパネルからSSHキーを発行し、Mac・Windowsそれぞれの環境で接続する方法を、初心者でも迷わず進められるよう画像付きで丁寧に解説していきます。

目次

1. コントロールパネルからSSH設定ページにアクセス

まずはConoHaのコントロールパネルにログインします。
次に左メニューから「サーバー管理」→「SSH」の順にクリックしていきましょう。

conohaコントロールパネルのSSHページ

このページで、SSHキーの管理・設定を行うことができます。

2. SSHキーの発行

続いて、SSHキーを発行します。

①画面右上の「+ SSH key」ボタンをクリックします。

conohaコントロールパネルのSSH keyを実行

次にSSHキーの設定を行います。
「登録方法」は 自動生成 を選択します。「ネームタグ」は任意の名称でOKです。

SSHキーの設定

入力が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
プライベートキーのダウンロード画面が立ち上がりますので「ダウンロード」ボタンを押します。自動でpemファイル(秘密鍵)がダウンロードされます。

プライベートキーのダウンロード

この.pemファイルは一度しかダウンロードできないので、大切に保管しましょう。
また、「国内IP制限」はセキュリティ向上のためオンにしておきましょう。

3. SSHで接続する

ダウンロードしたpemファイルを元にサーバーへアクセスします。
MacとWindowsそれぞれ手順を紹介します。

macOSに標準で搭載されている「ターミナル」アプリを使用します。

ターミナルを起動

ターミナルアプリ

DockでLaunchpadのアイコン をクリックして、検索フィールドに「ターミナル」と入力してから「ターミナル」をクリックして起動します。

.sshフォルダの作成

「.ssh」フォルダは、SSH接続に必要な秘密鍵(pemファイル)などの認証情報を安全に管理するための専用ディレクトリです。初めてSSH接続を設定する場合、このフォルダがないと鍵ファイルを正しく保存・利用できないため、最初に作成しておきます。

ターミナルに以下のコマンドを入力して「.ssh」フォルダを作成します。

mkdir ~/.ssh

ダウンロードした.pemファイルを移動

Conohaのコントロールパネルからダウンロードしたpemファイルを「.ssh」フォルダへ移動します。
ターミナルへ以下のように入力します。

mv ~/Downloads/key-2025-05-27-14-22.pem ~/.ssh

緑色のパス部分は自分の環境に合わせてください。
ちなみに、Finderからファイルをターミナルにドラッグするとフルパスが自動入力されますよ!

ファイルのパーミッションを変更

SSH接続時に「permissions are too open」などのエラーにならないようにパーミッション(権限)を変更します。
ターミナルへ以下のように入力します。(緑色部分のファイル名は自分の環境に合わせてください。)

chmod 600 ~/.ssh/key-2025-05-27-14-22.pem

400(所有者のみ読み取り可(書き込み不可))でもOKですが、OpenSSHでの互換性の高さや将来的な編集や削除などを考えると600がスムーズです。厳密なセキュリティポリシーの下で、読み取り専用に制限したい場合は400にしましょう!

SSH接続する

それでは最後にSSHで接続してみましょう。ターミナルで以下のようにコマンドを実行してください。

ssh c0123456@www123.conoha.ne.jp -p 8022 -i ~/.ssh/key-2025-05-27-14-22.pem

各情報はConoHaコントロールパネルのSSHページ記載してありますので、コピーして使用してください。

  • c0123456 → ユーザー名
  • www123.conoha.ne.jp → ホスト名
  • 8022 → ポート番号
  • key-2025-05-27-14-22.pem → ネームタグ
SSH情報

接続確認に答える

接続が上手くいったら、ターミナルに「Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?」と表示されます。ターミナルに「yes」と入力してエンターキーを押すと接続が完了します。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])? yes

4. 接続確認のコマンド

接続後、以下のようなコマンドを入力して、サーバーとつながっているか確認してみましょう。

ls -la

上記でファイル一覧が表示されれば、無事接続完了です!

5. SSHの利用が終わったら

作業が終わったら少しでも不正アクセスが起きないようにSSHの利用設定をOFFにしましょう。
ConoHaのコントロールパネルより「利用設定」を「OFF」にするだけOKです。

SSHの利用設定

再度利用したい場合は「ON」にすることで簡単に作業が再開できます。

注意点:root権限は付与されていません

ConoHa WINGの共用サーバー環境では、root権限は与えられていません

そのため、サーバー側のシステム設定の変更などはできません。あくまでファイル操作や簡易的なコマンド実行のみ可能な環境ですので注意してください。

これからConoHa WINGを契約するなら

このブログは、ConoHa WINGで運用しています。表示速度が速く、WordPressも簡単に始められて本当に快適です。
もし、まだConoHa WINGを契約していないなら、ぜひこの機会に試してみてください。

初期費用ゼロ&月額わずか数百円から始められる高性能サーバーとして、個人ブロガーやフリーランスに圧倒的人気を誇っています。

👉 キャンペーンも随時行っていますのでこまめにチェックしてみてください↓↓

ConoHa WING公式サイトで詳細を見る

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次